雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

珈琲、方程式、証明。

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コーヒーを飲んだら眠気が覚める。

そんなことはない。

少なくとも、私は。

 

カフェインがどうのこうのとか。

からだにどのような影響を与えるのかとか。

詳しいことはわからないけれど。

 

コーヒー飲んで眠気が覚めたことは、ない。

 

個人的な意見だと言われようが。

きっと理解してくれる人はいるはず。

 

寝る前に、コーヒーを飲む。

もう少しで眠ろうと思ったら、逆にコーヒーを飲む。

 

映画観ながら、小説読みながら、音楽聴きながら。

リラックスしているときこそ。

リラックスしたいときこそ。

むしろ飲む。

 

リラックスすれば眠くなる。

コーヒーを飲んだら眠気が覚めるどころか、眠たくなる。

 

そんな方程式。

 

気のせいだと言われようが。

専門家がなんと言おうが。

私だけが例外だとしても。

 

コーヒーを飲めば眠気が覚める。

そんな方程式は成り立たない。

私がいる限り、成り立たない。

 

科学を超えるなにかが、世の中にはたくさんある。

常識とされていることが、そうじゃないこともたくさんある。

 

香り、色、味、喉越し、余韻…。

 

眠りにつく前に。

ほっとするために。

愛するコーヒーを飲む。

 

飲んだあとはしっかり歯を磨いて眠りにつく。

そして、起きたらまた飲む。

 

眠る前と眠った後。

睡眠はコーヒーに挟まれ、侵されている。

 

そんなしょうもないことを、コーヒー飲みながら書く。

 

しょうもないことついでに。

 

コーヒーは漢字で書くとなんだか高貴。

 

珈琲。

 

なんだか、素敵。