雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

ハロウィンなんて日常の中の非日常。

f:id:touou:20191031203639j:plain

 

怖いものなんてないかのように。

仮装でいくら誤魔化しても。

怖いものがある。

 

地に足が着かず、浮かれてしまう。

 

浮いてしまうのを恐れるように。

流れに逆らうことはしない。

 

ミーハーだと言われようが。

世の中、大体、多数決。

 

なんの為にしているのか。

それすら本当はわかっていない。

 

薄っぺらなからだは、すぐに風に流される。

浅はかな知識は、すぐに粗が浮き彫りになる。

 

怖い顔して悩んでいないで。

夜は長いから。

 

怖いものなんてたくさんあるけれど。

お菓子でも食べて笑っていよう。

 

誰もがなにかしらの仮装で正体を隠している。

 

その日限りの仮装だとしても。

日毎に仮装が変わったとしても。

恐れることはなにもない。

 

日付が変わるまで、あともう少し。

 

明日はどんな仮装をして行こうか。

どんな仮装だとしても。

恐れることはなにもない。