雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

好きな季節と好きじゃない季節。

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朝晩冷えてきましたが、お体の調子はいかがですか?

 

雲は薄く、空は高く。

陽が沈むのは早くなり、陽が昇るのは遅くなりました。

 

夜が長くなったのです。

 

あなたに会えない夜が。

あなたに会える時間が減っていくのです。

 

私が夏を好きな理由はそれ。

私が冬を嫌いな理由もそれ。

 

暑いだとか寒いだとかは関係ないのです。

 

夜でも会えたら。

あなたに会うことができるのなら。

 

私が季節を恨むことはないのです。

 

風邪などひかぬよう。

それでも、もし、風邪をひいたら教えてください。

 

私が看病しましょう。

夜通し、あなたを看病しましょう。

あわよくば。

元気になってもそのままいられるよう。

 

春も夏も秋も冬も。

朝も昼も夜も。

風邪をひいてもひかなくても。

 

私はあなたに会いたいのです。

 

夜が長くなると、こんなことばかり思ってしまう。

やはり、私は夏が恋しいのです。

 

あなたのことと同じくらいに、恋しいのです。