雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

涙を流しても水分補給。

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ジメジメする。

この時期はジメジメする。

 

からだに水分でできたタイトな服を着ているようだ。

 

からだが重たい。

水って重いんだ。

 

しょうがないのはわかっている。

わかっているけどしょうがない。

 

ジメジメする。

 

でも、わかっている。

水の大切さはわかっている。

 

この時期にジメジメしなくて、あとから水不足にでもなったら大変。

 

水は立場によって味方にも敵にもなる。

 

飢えよりも乾きのほうが人にとって苦しいのは有名な話。

 

だって、人の大部分は水でできているから。

 

わかっているけど、からだが重たい。

からだが重たいと、心も重たくなる。

 

さっぱりいろんなものを洗い流したいから、シャワーを浴びる。

シャワーが終わったら水分補給。

 

すぐに汗をかく。

さっきシャワーを浴びたばかりなのに。

 

汗をかいたら水分補給。

 

こんなにからだに水がまとわりついているのに、水分補給。

これからの季節は、とても大切。

 

だって私たちは、水でできているから。

 

雨はいつでも恵みの雨。

 

だって私たちは、水の星に生まれたから。

 

水はいつでもすぐそばにある。

水と一緒に生きている。

 

泣いても笑っても泣くように。