雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

見方を変えればなにかが変わる。

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こんなに難しかったのか。

 

いつもどおりに見ていたら、なにも見えなくなる。

 

ただの実力不足だと実感する。

 

これまで違うところばかり見ていたから。

ダメなことだとわかっていながら、どうしても目につく。

 

いつからこうなってしまったのか。

 

人のせいになんかしない。

全部、自分のせいだから。

 

細かいところまで目を伸ばす。

 

あっちを見てこっちを見て。

こっちがあっちで、あっちがこっち。

 

なんだか訳がわからなくなる。

 

いつもの見慣れた視界を裏側から見ていく。

目の前に起きた出来事の一歩前と一歩先を見ていく。

 

誰もができて、誰もが忘れる。

 

できる人はなにも考えずにできてしまうのだろう。

 

自己嫌悪している場合じゃない。

そこに目を向けてはいけない。

 

揚げ足ばかり取らない。

悪いところばかり見ない。

 

やさしさに触れていく。

思いやりに目を向ける。

 

わかりやすいものばかりじゃない。

見つけやすいものばかりじゃない。

 

でも、よく目を凝らせば、そこらじゅうに溢れている。

 

疲れる。

たしかに、疲れる。

今までとは見方を変えているから。

 

でも、心のどこかが、晴れ晴れ。

 

しっかり見ていこう。

見落とさないように。

 

いいとこ探しの旅に出る。

 

いいとこ探しの日々をはじめる。

 

きっとそこまで難しいことじゃない。

誰にだって、いいとこ、はきっとあるから。