雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

枯れ木に花を咲かせましょう。

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枯れ木に花を咲かせましょう。

 

そう思っても。

 

何の知識もないから。

水をあげるくらいしかできない。

 

それだけじゃ、きっと花は咲かない。

 

もっといろんなものが必要。

だからいろいろ調べないと。

 

この枯れ木が何の木なのか知らない。

どんな花を咲かせるのか知らない。

花を咲かせる木なのか知らない。

 

私は何も知らない。

だけどここからがスタート。

 

枯れ木に花を咲かせるために。

 

水だけあげればいいってことじゃない。

そんな簡単な話ではない。

 

勝手に花咲くわけじゃない。

 

勝手に咲いていると思うのは、何も知らない証拠。

 

死に花を咲かせている。

そこに意味はきっとない。

 

花を咲かせることに意味はない。

 

ただ、必死に生きているだけ。

生きているから、花を咲かせる。

 

水だけあればいいってことじゃない。

もっといろんなものが必要。

 

生きるためには、いろいろ調べなくちゃ。

花を咲かせるためには、いろいろ知っていなくちゃ。

 

そこに意味はない。

花を咲かせることに意味はない。

必死に生きることに意味はない。

 

あるのは、花を咲かせたい、という願いだけ。

 

意味なんか求めたら、つまんない。

ただ花を咲かせるために、必死に生きる。

 

すぐに意味など求めずに。

 

どんな形でもいい。

どんな色でもいい。

小さくても大きくても。

すぐに枯れてもいい。

 

枯れ木に花を咲かせましょう。

 

そこらに咲いている花はどれも愛おしい。

勝手に咲いているんじゃなく、必死に咲いている。

 

それを知れば、さらに愛おしくなる。

 

私もあなたも。

枯れ木に花を咲かせましょう。