雑文記【ひびろぐ】

いつだって私たちの手のひらには物語がある。

2択がいちばん迷いがち。

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世の中に2択はいろいろある。

 

好きなものは最初に食べるか最後に食べるか。

 

ありがちな2択。

言われがちな2択。

なぜ、その2択?

 

最初か最後にしか食べられない状況になんて、ほとんど出会わないのに。

 

まあ、いいか。

じゃあ、好きなものがエビフライだとしよう。

 

大きなエビフライが2尾入っている、エビフライ弁当。

 

最初に好きなものを食べる人は、ここでエビフライにいく。

2尾入っているから誰でもそう、なんてことは言わないで。

 

お腹が空いているから、いつも以上に美味しく感じる。

 

これが好きなものを最初に食べる派の主な主張。

ただでさえ美味しくて好きなのに、お腹が空いているからなおさら。

 

あとはバランス良く食べていく。

 

弁当の中身は減る。

減ったお腹は満たされていく。

 

あともう少しで完食。

 

残るはごはん少々とエビフライ1尾。

 

エビフライ食べて、ごはん食べて。

ごはん食べて、エビフライ食べて。

 

最後はエビフライで完食。

弁当は空っぽになっても大好きなエビフライの余韻を楽しむ。

 

これが最後に食べる派の主な主張。

終わり良ければ総て良し。

満たされた欲望をさらに楽しむ。

 

ごちそうさまでした。

 

美味しかった。

 

そろそろ結論を言おう。

好きなものを最初に食べるか最後に食べるか。

 

やはり、どっちでもいい。

 

エビフライが入っている数にもよるし。

ごはんとのバランスもあるし。

 

お腹が空いていれば、好きなものじゃなくても大抵は美味しい。

お腹が満たされれば、好きなものじゃなくても大抵は満足。

 

どっちかしか選べないから、きっと迷うんだ。

 

ありがちな2択。

どうでもいい2択。

 

世の中そんなもの、いくらでもある。

 

2択に狭められた方が、なぜか迷う。

 

ありがちな2択。

どうでもいい2択。

 

エビフライの尻尾は食べる派?食べない派?